オンライン資格確認導入の小ネタ

少しでも役立てば幸いです

「汎用とカメラ付き」リーダーを切り替えるために

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オン資では「汎用リーダー」「カメラ付きリーダー」の同時接続は出来ないのです。いちいち差し替えるのでは面倒です。そこで「切り替え機」を使っての接続が出来ないかどうか、試してみることにしました。

USBハブを使う方法は「ダメ」

USBハブに、スイッチがついている物があります。これを使っての切り替えになります。比較的入手しやすい機器です。

USB端末をON/OFFをするスイッチがついている物です。このハブの場合には、ACアダプターでの給電もされているタイプです。当院のリーダーは、キヤノン製のHi-CARAです。この機器の場合は、メーカーが公式に「ハブ経由の接続は、動作保証をしない」と書いているので、この方式は採れないのです。(こちらのQA一覧に書いてあります)

USB切り替え機を使う

USBを共用・切り替えするスイッチというのがあります。これですと「どちらか片方しか使えない」という事になるので、今回の用途には便利であると思います。難点は「種類が限られるのと、似たような機器でも使えるものと、使えないものが有る」という事です。

似たようなスイッチですが、コネクタに大きな違いがあります。

分枝先がtype Aなのか、Bなのかで違うのです。少し考えると解るのですが、写真の2のスイッチは、今回は使う事が出来ません。国産メーカーでは、2のタイプばかりで、1の様なタイプは見当たりませんでした。(探し方が悪いのかもしれませんが……)

また、1の切り替え機の場合「TypeAオス<>TYPEAオス」という、ちょっと変わったケーブルが必要になります。(こちらは、通販などで見かけます)

これを使って、機器の切り替えが出来るかどうか試してみました。結果としては、ORCAと連動して、ちゃんと動作をしています。ただし、使い方に少し癖があります。

汎用リーダーの場合には、Edgeからの読み込みとなる。ダウンロードするという手間がある

カメラ付きの物は、Edgeを介さなくても、顔認証だけでORCAの登録画面にデーターが自動で送られている。

この様な結果になりました。あまり高価な切り替え機を買う必要は無いと思いますが、ポイントが貯まった時に、アマゾンなどで購入するのも悪くないでしょう。本当は、下記の様な物が欲しいのですが……見当たりません。

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Hi-CARAがパスワード絡みで動作せず

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当院で経験した「一度動作を確認したオン資のカメラ端末」が、動作しなくなるというトラブルが生じました。基本的に自分で設定をいじらなければ、問題は無いのですが、セキュリティの問題などで「顔認証端末のパスワードを変更した時」に生じた問題です。

顔認証パスワードの変更を行いたい時

オン資で「顔認証用アカウント(F0で始まるアカウント)」でログインした後に、パスワードを変更することが出来ます。この時は「古いパスワード」「新しいパスワード」を入力することで変更できます。新しいパスワードは、ダウンロード・メール確認などは、有りません。「パスワードを予め決めておき、メモ帳などで記載。これをコピーして入力する」などの方法を取った方が安全だと思います。

顔認証パスワードを忘れてしまった時

顔認証パスワードを忘れてしまった時には、管理者でログインして「パスワードをリセット」する事ができます。システム側からパスワードが発行されますので、必ず「ダウンロード」ボタンを押しておきましょう。

顔認証アカウントを削除すると、再発行は?

顔認証アカウントに限らず、管理者でログインして、アカウントを削除することは出来ます。後述するトラブルの対応の為に、一度アカウントを削除した事があるのですが「以前作ったアカウントを、再度指定する事」が出来ないのには注意が必要です。例を挙げて説明します。

「F00」というアカウントを持っていたが、これを消去したいとする

管理者でログインして、アカウントを削除する

再度、新しいアカウントを取得する時に「F00」というアカウントを再度使おうと思うと「直前に使ったアカウントです」と出て、登録できない

「F01」など別のアカウントを使えば、再登録する事が出来る

アカウントを変更した時のHI-CARAの設定

HI-CARAは「オン資端末の電源を入れただけで、接続ソフトウエアが起動する」様になっています。これが、顔認証パスワードを変更した後に「トラブルを起こす事」があるのです。接続をする時の、ソフトウエア「顔認証付きカードリーダー管理アプリケーション」(以下「認証アプリ」と略します)を、もういちど思い出してみましょう。ユーザIDとパスワードを記載するところがありましたね。顔認証アカウントの設定を変更したら、直ちにこれを変更しないとダメなのです。

当院では、うっかり「直後に設定」し忘れました。そうすると、Hi-CARAがエラーで止まってしまうのです。これを数回繰り返すと「顔認証アカウント」自身がロックされてしまい、接続が出来なくなってしまうのです。細かい説明は、こちらに有ります。でも、これ読むのは大変なのです。これ以降は、トラブルの連続でした。

パスワードのリセットを行った後で、認証アプリで設定を作り直すも「機器のIDがダブっている」というエラーで止まる。アプリで設定変更はダメ、削除後に再度設定してもダメでした。

「認証アプリ」など、ソフトウエアなど一式を削除。再度インストールするも、IDのダブりで止まってしまう。

新しい顔認証IDを作って、パスワード設定をするも、同じエラーで止まる。

結局の所、バックアップをとってあったシステムでの復旧をする事になりました。(バックアップは重要です

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非常時には、USB接続のLANアダプタ

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インストール後に「ソフトウェアを追加したい」

セキュリティの関係から好ましくはありませんが「オン資のインストールした後に、新たにソフトウエアを追加したい」という時が、どうしてもあります。他のパソコンから、インストールのソフトを持ってきて、追加できれば良いのですが「最近のソフトは、ネット接続しないとインストール出来ない」というケースがあります。こんな時に、パソコンの設定をいじらなくても、簡単に接続できるのが「USB接続のLANアダプタ」です。「無線LANアダプタ」を追加接続する手もありますが「無線LANが使える環境」が必要ですし、無線接続にパスワード入力が必要など、少々面倒になります。このため、面倒くさい方はUSB接続のLANアダプタが簡単です。幸い家庭用ゲーム機などでも需要があるため、この手の商品はたくさん出回っています。使わなくなったら、家庭用ゲーム機に使ってしまうのも良いでしょう(笑)

どんなLANアダプタなのか

我が家のものは、かなり昔に買って家に転がっていた物です。

最近はNitendo Switchというゲーム機でも「無線ではなく有線接続でゲームがしたい」という人のために、多くのアダプターが出ています。Windowsで「ドライバー無しで接続できる」物なら、なんでも大丈夫な気がします。上記のアダプターも、接続しただけで認識されました。

どこにでも接続出来るのか?

オン資の標準ブラウザ「Edge」では、このアダプターを接続しても、自由にインターネット閲覧することはできません。別のブラウザを入れても、ネットサーフィンは出来ません。

どのソフトウエアでも、これを使えばインストール出来るわけでもありません。例えばfirefoxはダメで、chromeには使えます。

インストールするソフトは慎重に選ばないと、ウイルス感染の危険があります。

使い方

USBコネクタに差し込みます。特にドライバーは必要ない事が多いでしょう。そして、オン資のパソコンに繋がっているLANケーブルを引っこ抜いて、これに差し替えるのが、一番簡単でしょう。

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Hi-CARAと汎用カードリーダー、どっちを使う?

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実は、汎用カードリーダーと、カメラ付きリーダーでは、一長一短あります。基本的には、どちらかしか使う事ができませんので、よく考えて選択しましょう。

汎用カードリーダーは持っていた方が良い

カメラ付きリーダーを使って解ったことは「汎用カードリーダーは持っておいた方が良い」という事でした。あくまでも機械が正常に作動することだけを考えて作られたオンライン資格確認システム。高齢者・認知症患者さん・知的障害のある人も多く来院するのが、医療機関である事を考えていないのです。もしもカメラ付きリーダーしか無い場合で、マイナンバーカード受診をした時の事を考えてみましょう。

カメラ付きリーダーで顔認証をします

顔認証が上手くいかない時には、暗証番号入力が必要になります

暗証番号も忘れてしまっている場合に、Hi-CALAでは「目視確認」が出来ません

つまり「顔認識が上手く行かず、暗証番号を忘れている場合で、マイナカードだけで受診をされるケースでは、カメラ付きリーダーだけでは対処出来ない」のです。なぜ最初から、国は汎用カードリーダーも含めて配布しなかったのでしょうか?

実際には「どちらか片方」しか使えない

現在のオンライン資格システムでは、一台の確認端末で「カメラ付き」「汎用」の両方のリーダーを、同時に接続することは出来ません。使い分けが必要という事になります。(後で、解決方法が無いかどうか検討をする予定です)

手軽さでは、汎用リーダーの方が優れています

汎用カードリーダーは、狭いスペースで使う事が出来る

コンセントが不要な分、コードの取り回しなども楽である

カメラ付きリーダーでは、マインナンバーカードをケースに入れたままでは本人確認は出来ません。汎用リーダーでは、カードケースに入れたままでも本人確認は可能

確認方法は、カメラ付きリーダーが優れています

当院で使用しているORCAとの連携について、お話をいたします。

Hi-CARAの場合

パソコンの電源さえ入れれば、確認のためのブラウザを立ち上げなくても、自動で確認をする事が出来ます

汎用カードーリーダーの場合

確認のためには、いくつもの手順を踏まなくてはなりません。

確認のためのブラウザを立ちあげる必要があります。

マイナンバーカードの確認画面から、カードを読み込みます

「ダウンロード」ボタンを押したのち、右上にある「保存する」ボタンを押す必要があります

本人確認の安全性に関しては、カメラ付きリーダーが一歩リード

一番安全性が低いのは「汎用リーダーでの目視確認のみで、暗証番号入力を行わない」ケースです。「他人のマイナンバーカードに、自分の写真を巧妙に貼り付けてごまかす」という方法があります。外来の受付は「写真が貼り付けてあるなどの加工がされていないかどうか」を確認する必要があると言えます。

「汎用リーダーで暗証番号」というのは、実はカメラ付きリーダーで「顔認証が出来ない時と同じ」で、クレジットカードと同じ方式ですので、実用的と言えるでしょう。

カメラ付きリーダーの本人確認が、どの程度なのか下記の様に簡単に検証してみましたが、割と本人認証の安全性は高いようです。

「マイナンバーカードの画像部分に、他人の写真を貼り付ける。カメラに向けて、印刷された顔写真を向けてみる」→認識されず

「マイナンバーカードに印刷された顔写真をスキャンして印刷。この紙を、カメラにかざしてみる」→認識されず

どちらを選択するのか……

さて、どちらのシステムを採用するのかは、考えどころです。正直な所、使い分けと成るのでしょう。

かかりつけの患者さんが多い医療機関では、殆どが「顔パス」でしょう。カメラを使う必要がありませんので、汎用リーダーで、目視確認で良いでしょう。時に来る新患さんだけ、暗証番号入力で対応し、暗証番号を忘れた方はカメラを使うか、目視確認となります。

新患が多く、スペースに余裕がある人は、確認のための作業がいらない「カメラ付き」のものが良いでしょう。顔が読み込めない時には、暗証番号入力という事になります。暗証番号を忘れてしまっている時には、汎用リーダーを使う事になります。

これからの機械に期待するもの

カメラ付きリーダーを実際に使ってみて「馬鹿だな」と思うのは「取り込みに失敗した時のことを考えた作りになっていない」ことです。リーダーの買い替えには、国はお金を出しません。製造メーカーは、10万円以上するリーダーの買い替え需要を見越していると思います。酷い話であると思いますが……

カメラ付きリーダーにも、目視だけで確認出来るモードを付ければ、一台で作業を全部完結することが出来たが、そうはなっていない。

携帯電話のように、背面にもサブディスプレイが付いていて切り替えられれば、事務員が顔写真を撮影する事が出来たはずです。

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キャノン製マイナンバーカードリーダー「Hi-CARA」の導入

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必要な資料とドライバー

下記のリンクから、ソフトウェア1つ・マニュアル2つをダウンロードします。

「Hi-CARAダウンロード」

インストール時の注意

「顔認証付きカードリーダーHi-CARA セットアップマニュアル」を見ながら「顔認証付きカードリーダー管理アプリケーション」をインストールします。この時に、こちらの様に「WindowsによってPCが保護されました」というエラーが出る事があります。記事の通り「詳細情報」をクリックした後で「実行」ボタンを押して、インストールを許可してください。

「顔認証付きカードリーダー管理アプリ」の起動

マニュアルに従ってインストールをした後「顔認証付きカードリーダー管理アプリ」を起動します。ここで戸惑うのは、カードリーダーの名前が「Hi-CARA」になっておらず、Sonyのカードリーダーの名前になっているのです。

これは、おそらく「カードリーダー部分はSONYのカードリーダーを流用している」という事なのでしょう。ですので、表示されている物を選択して、マニュアルに従って設定しましょう。「ユーザーID」「パスワード」は、こちらの記事の様に「認証システム」の管理者でログインして設定した「顔認証用」アカウントを使います。

これで、接続状態が「接続」に変われば、それだけで設定は終了です。パソコンを再起動すると、それだけで資格確認が出来るのですが、次の設定をしておきましょう。

「顔認証付きカードリーダー管理アプリ」を最小化して起動する

一度インストールすると、再起動時には自動的に「顔認証付きカードリーダー管理アプリ」が起動されるようになります。実際には画面上に、ソフトウエアのウインドウが出てしまい、邪魔なのです。そこで、次のような設定をします。

「ウインドウズキー」を押しながら「R」キーを押すと、入力する窓が開きます。

開いた窓に「shell:startup」と入力します。

スタートアップディレクトリが開きますので、その中の「顔認証付きカードリーダー管理アプリ」を選択して、右ボタンを押します。

画面上から、プロパティを選択して「実行時の大きさ」を「最小化」に設定します。

「OK」を押します。これで、次回起動時に画面上に、カードリーダー管理アプリが大きく表示されなくなります。

ついでに起動時の設定を……

このスタートアップフォルダに、アプリのショートカットを入れておくと、起動時に自動的にアプリケーションを起動してくれます。ですので、資格確認のためのEdgeのショートカットを放り込んでおきますと、パソコン起動時に自動で「資格確認システム」が立ち上がることになります。

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キャノン製Hi-CARAと汎用カードリーダーの大きさ比較

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いい加減待ちくたびれた頃に、申し込んでいた「カメラ付きマイナンバーカードリーダー」が届きました。今回は、この機器の接続・ならびに特徴について、まとめます。Hi-CARAは比較的小さなリーダーと言われていますが、どれくらいの大きさなのでしょうか?汎用リーダーとの比較をしてみましょう。

まずは全体像から。

かなり大きい上に、USBと電源ケーブルが長いのがわかります。カメラは取り外しはできるというものの、ケーブル類は「しっぽ」のように付きまといますし、コード類はちゃんとしないとゴチャゴチャとなってしまうでしょう。パソリのシンプルさが分かります。

奥行は、思ったよりも小さいようです。

圧倒的に違うのは、パソリの薄さです。片手で持てる大きさと薄さ。予備機として置いておいても場所を取りません。

次の記事から、導入についてのコツを書いてゆきます。

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システムのバックアップを取る方法(追記あり)

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バックアップのための機材

追記:(ディスクを再利用する場合には、この方法ではインストールに失敗する事があります。機械を買わなくても、ソフトウエアでのバックアップ、小容量ディスクへのも可能です。別の記事を御覧下さい)

最近のパソコンにはM.2SSDという高速のメモリータイプの起動ディスクが使われています。確かに高速で動くのですが「突然全部のデーターが飛ぶ可能性がある」「安価に丸ごとのバックアップを取るのが難しい」という事で、SATAタイプのディスクを使っています。これですと、安価にバックアップが取れるからです。

この部分を取り外して、バックアップを取ります。当院で準備しているのは、次の様な器具です。

ハードディスクデユプリケーター:SSDのディスクをコピーする機械です。これはかなり古い型なのですが、それでも十分に使う事ができます。ディスクを丸ごとコピーする物です。ソフトウェアでコピーする事も出来ますが、Windowsにしか対応していないものが多いのです。例えばORCAのOSはLinuxですが、関係なくコピー出来ます。「他のOSでも、丸ごとコピーする事が出来る」「パソコンを使わずにコピー出来る」ので、大変にお手軽です。

ハードディスク:パソコン購入時についていたオリジナルのハードディスクです。安全のために、購入時に丸ごと他のディスクにコピーをとり、バックアップしています。完全にシステムが出来上がってしまえば、中身は消してしまっても良いでしょう。

SATAタイプのSSD:パソコン購入後に購入した、2と同容量のSSDです。1を使って、購入直後のパソコンの内容を、丸ごとコピーしています。実際のインストールは、コチラのディスクで行っています。4と間違えないように、シールが貼ってあります。

SATAタイプのSSD(バックアップ用):運用開始出来る環境が出来上がってから、バックアップを取るためのSSD。3と同じ物を買ってしまったので、どちらがオリジナルか迷うことがありました。ラベルのデザインが違う、他社製品を使うのも良いかもしれません。(追記:他社製品を買う時に、同じ容量だと思っても、微妙に違う容量の場合がありますので要注意です。その場合の対処方法は、今後追記予定です)

外付けディスクキット:2.5インチのハードディスクやSSDを、外付けディスクにする為のキット。これがあると「どっちがオリジナル?」と迷ったときに確認出来ます。また、余ったディスクを、外付けのハードディスクにする事も出来ます。デユプリケーターがあれば、これは外付けディスクとして使う事もできますが「大きすぎる」という事と、他社製品などで「外付けディスクとして使っていたら、ディスクが損傷した」という話も聞いていたため、こちらを使っています。

コピーをする

コピー元と、コピー先のデーターを間違えないようにして、スロットに差し込みます。

後はコピー開始のボタン(本機の場合cloneボタン)を押すだけです。コピーには時間が掛かります。

100%コピーが終わりますと、コピーが出来ています。これで万一の時にも安全です。

バックアップした後の注意

ディスクに問題の無い限り、めったにバックアップには失敗しません。ですが、一応「正常にバックアップがとれているかどうか」は、確認した方が無難でしょう。本体にセットしても良いですし、外付けディスクキットで、確認しても良いでしょう。このバックアップの機械は、とても便利なのですが、特殊なことをやろうとする時には注意が必要です。

1:容量の違うディスクにコピーをした場合

本製品では「コピー先のディスク容量が大きい場合は、コピー元の小さなディスクとしてコピーされてしまう」仕様になっています。例えば、元のディスク容量が500Gで、新しいディスクが1Tだとしても「500Gのディスク」としてしか使えないのです。この場合は、ディスク管理ソフトウエアで、容量を調整する必要があります。以下のソフトウエアを使っています。

AOMEI Partition Assistant Standard

2:同じ型のパソコンで使おうとコピーした場合

例えば「同じ型のパソコンを購入して、丸ごとコピーすれば、同じパソコンが簡単に作れる」という使い方をすると、問題が生じる事があります。一見問題なく動いているように見えても、ネットワークにアクセスすると動かなくなってしまう場合があるのです。これは「パソコンのMACアドレスまで、丸ごとコピーしてしまう」のが原因となります。その場合、自分でMACアドレスを変更するなどの方法をとらなくてはなりません。こちらの記事を御覧頂き、対処をする必要があります。

PCのMACアドレスを確認して変更する方法 – Windows10

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汎用カードーリーダーの導入について

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カードリーダーの種類について

国から来るリーダーが故障したり、使えなくなった時の為の予備機としても、オススメします。汎用カードリーダーには「接触式」「非接触式」があります。

非接触式のものは、交通系ICカードなどの様に「タッチで読み取る」ものです。一方接触式は、クレジットカードの読み取り機のように「差し込んで読み取る」ものです。接触式は安価ですが、使い勝手は非接触式の方に軍配が上がります。「マイナンバーカードの保険証対応」という製品なら大丈夫だと思います。ただし、マイナンバーカードの保険証に対応していても、電子処方箋などの「医師資格証」に対応していないリーダーもあります。

医師資格証などを同時に利用されたい方の場合(電子処方箋など)

日本医師会の「医師資格証」を使いたい場合のリーダーは、下記の通りです。

https://www.jmaca.med.or.jp/service/

決まった人しか使わないので「差し替えをしないのであれば接触式」で良いと思いますし「色々な人が使うというのであれば非接触式」が良いと思います。

ソニーのカードリーダーでの注意

ソニーのカードリーダー「パソリ」には、幾つかの種類があります。型番に「/S」が付くのが業務用で、付かないのが「個人用」です。オン資では「/S」のつくものを使います。購入される方は、間違えないで下さい。RC-S300シリーズは「マイクロUSB接続でLEDランプがある」「RC-S380シリーズミニUSB接続でLEDランプが無い」という違いがあります。それぞれに接続ケーブルは同梱されております。

カードリーダー名オンライン資格確認医師資格証確認RC-S300/S(業務用)○×RC-S300(個人用)××RC-S380/S(業務用)○○RC-S380(個人用)××

RC-S300シリーズは、RC-S380シリーズの後継機(後からでた機械)です。にも係わらず、日本医師会の医師確認証では、RC-S300シリーズは使用できない(令和5年1月時点)という公式アナウンスが出ております。個人用のRC-S380は、生産が完了しています。RC-S380/Sは、まだ生産終了のアナウンスはありませんが、お求めになりたい方は、早めの対応をされた方が良いかと思います。

当院では、当初RC-S300/Sを使用しておりましたが、途中でRC-S380/Sに接続し直しました。この場合、以前のRC-S300/Sのドライバーを、そのまま利用して問題ありませんでした。

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オン資とORCA

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どんな事が出来るのか

受付した時に、その保険証が有効かどうかをチェックすることが出来ます。また、枝番や住所の違いなどをチェックする事ができます。では、本当に便利になったのかというと、「オン資」の恩恵は、現状では「思った程大きくない」気がします。

患者登録や診療行為の時に、現在の保険証が有効かどうかをチェックしてくれる

枝番をつけるのは、簡単になった

無効な保険証があったからといって、新しい情報に自動的に書き換えられる訳では無い

オン資端末に、保険証・記号番号・生年月日を入力して表示されたデータは取り込めない

オン資端末での、一手間が必要になる。

オン資をORCAに、自己導入する場合

オン資をORCAで使うためには「ソフトウエア」を、レセコンサーバー側に導入しなくてはなりません。その辺りの準備・導入後の操作については、下記に説明があります。

日医標準レセプトソフト オンライン資格確認

自分で導入するマニュアルと、操作マニュアルがありますが、説明が褒められた物では無いのです。私は、ORCAを自分で導入している関係で、この説明書に従って自力で導入をしましたが、大変苦労しました。

サーバー側にソフトを導入

クライアント側(入力端末側の準備)

基本的には、書いてある通りに導入すれば良いのですが、サーバー側にソフトを導入する場合には、下手にいじりますと、レセコンそのものが動作不良に陥ります。ある程度Linuxの知識が必要になりますので、レセコンの保守をベンダーに任せている場合には、そちらでの対応をして貰えば良いかと思います。気を付ける点は、以下の通りです。

ソフトウェアのインストールと、アンインストールについての知識が必要です。

Ubuntuでのファイル共有で、/etc/fstabを設定する必要があります。変更前の設定のバックアップをちゃんと残しながらやって下さい。

ソフトウエア導入時にパッケージエラーが出る

導入には、2つの手間がかかります。

ORCAサーバー側にjma-receipt-pusherというソフトをインストール

レセコン端末に、onshi-toolsというソフトをインストール

onshi-toolsは、最初はWindows版を入れたのですが、バグがあったり、常に動かし続ける必要がある事から、ORCAサーバーに直接導入してしまいました。途中でパッケージエラーが出てしまい、インストール出来ないという場面に挿入しました。この場合のパッケージの再導入については、こちらの記事が役立ちました。

1:まずは、中途半端に導入されたソフトを削除します。

sudo apt remove –purge 導入するソフト名sudo apt cleansudo apt autoremove

2:次に、念のためにパッケージを再構成しますsudo dpkg –configure -a

3:再度ソフトウエアをインストールします

sudo apt install 導入するソフト名

マイナカードを読み込む為の設定

これは、本当は導入説明書に書くべき重要な事なのですが、記載してありません。ORCAがマイナカードのデーターを送るための設定には1つ忘れてはならない事があります。それは「ダウンロードする場所の設定」です。これを忘れると、ORCAとの連携が取れません。

ORCAにマイナカードの情報を送るためには「特定のフォルダ」に、Edgeで一度マイナカードの情報を書き込みます。この書き込まれた「特定のフォルダにあるデーター」だけを、ORCAが取り込むのです。ところが、初期設定では、ファイルの保存先は「C:\Users\<ユーザー名>\Downloads」に設定されています。ところが実際には「C:\OQS\face」にダウンロードしなくてはダメなのです。そこで、Edgeのダウンロード先の変更方法は、下記の動画が解りやすいでしょう。動画中では、新しいフォルダを作っていますが、ここを「C:\OQS\face」に置き換えて下さい。また「ダウンロード時の動作を毎回確認する」もONにして下さい。これは、次の項目で理由を述べます。

起動する順番に注意

オン資のシステムが出来上がっていても、正しい順番でレセコンと繋がないと、使いこなすことが出来ません。(例えば、自動で資格が有効かどうかをチェックしに行く機能が十分働きません)

①オン資のパソコンで、資格確認が出来るようにしておく

②その後で、レセプトのクライアントソフトを立ち上げる

この手順は守って下さい。

もし自力でORCAを運用している方で「共有ファイルにアクセス出来ない」というエラーが出たときは、レセコンサーバー側で

sudo mount -a

を実行して、再度ファイル共有が出来る事を確認して下さい。

Edgeのダウンロードには、一手間必要

オン資の画面で「ダウンロード」を押すと、データーがダウンロードされる……筈なのですが、実はもう一手間かける必要があります。オン資のデーターはXMLファイルという物なのですが「Edgeは、もう一手間かけないと、XMLファイルをダウンロード出来ない」のです。

詳しくは、こちらのPDFファイルを御覧下さい。

当院で使っている簡易マニュアルも、こちらに上げておきます。

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レセコンとの連携では、ファイル共有が鬼門です

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ルーターの設定

無事に資格確認できておられる方の場合でも「レセコンとの連携」が難しいケースも多いのではないでしょうか。ここでは、私も躓いた所を含めて、お話したいと思います。レセコンや、他のパソコンとの接続をする場合、IPアドレスでアクセスを制限する事になります。下記の例を見てください。

この例では「HGWとオン資パソコンのみ192.168.1系列」それ以外は「192.168.100系列」となっており、制限がついております。ルーター(上記では Wifi ルータ-)は大変賢くて、192.168.100系から192.168.1系列への橋渡しをしてくれます。この為に、系列の違うところであってもレセコンを接続できるのです。

逆に言えば、このルーターの設定がうまくいっていないと、接続ができないという事になります。パソコンが、相手と接続できているのかどうかを調べるにはPINGという命令を使います。こちらの説明が分かりやすいでしょう。PINGが成功していない場合には、ファイル共有はできませんので、設定をもう一度見直してみましょう。

ポート445問題

問題はPINGが通るのに「ファイル共有ができない」という場合です。この場合は、ルーター等の設定に問題があるかもしれません。もともとファイル共有は「ポート」という出入口番号を使って行われています。しかし、特定のポートを使うため「そこを狙えば情報を盗めるかもしれない」という弱点になっているとも言えます。ルーターは、時として「特定のポートを閉じてしまう設定」をしていることがあるのです。中でも「ポート445」は、ファイル共有に必要なのにも関わらず、セキュリティ上で問題がある……相反することで大変困ります。そこで、次のように設定をしています。

つまり「インターネット接続は445を閉じる」「院内・家庭内では445を開放」という設定をするのです。ポートを開けるかどうかという設定ですがNECのルーターや、NTTのHGWでは「IPV4パケットフィルタ」で設定する事ができます。

IPアドレスでないと、フィル共有ができない場合(Windows10)

導入説明書を読みますと「¥¥オン資パソコン名¥ディレクトリ名」などでファイル共有ができているかどうか確認しろという言葉が出てきます。ところが、実際にやってみると全く読むことができません。しかし「オン資パソコン名」の代わりに、「オン資パソコンのIPアドレス」を指定すると、ファイル共有ができるという場合があります。これは「IPアドレスとパソコン名を結びつける情報を持っていないので、接続できない」のです。この設定は

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

にあります。書き方は、こちらを参考にしてみて下さい。オン資の例を挙げてみます。

共有したい「相手のパソコン名」=onshi

共有したい「相手のパソコンのIPアドレス」=192.168.1.110

の場合、接続したい方のパソコン側(オン資パソコンでない方)のC:\Windows\System32\drivers\etc\hostsの最後の部分に、一行書き加えるだけです。(サンプルでは最後の赤い部分のみ付け加えただけです)

これでも接続できないときは「資格情報マネージャー」を見てください。(ここに気が付かず、ORCAメーリングリストの先生に教えて頂きました)

ここの設定で上記の様に、資格情報が登録できていないと、接続できないことがあります。

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