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少しでも役立てば幸いです

ORCAが、WebORCAに変更になる為の出費があるかもしれません(5月2日:追記・訂正)

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ORCAを扱うレセコン会社の中には、正しい説明をしてない業者もあります。以前、当医師会で説明会を行った時にも「更新のコストがかからないので安価」などと売り込んでおり、後にOSの変更(DebianからUbuntu)の時に、大金を請求されて揉めたという話も聞いております。予め、問い合わせをしておくなどしておかれると良いかと思います。

ORCAには、オンプレミス版とクラウド版があります。

オンプレミス版(クラウド版と違い、自院にORCAを設置するシステム)の場合は、現在はJavaというソフトの上で操作をしているのですが、これがインターネットブラウザ経由の物に変更になります。詳しくは、こちらをご覧ください。さて、このWebORCAオンプレミス版は、今後はUbuntu22.04で統一され、今までのORCAのOSは、順次使えなくなります。こちらをご覧ください。これに伴いまして「OSの入れ替え・レセコンソフトのインストール・機械のリプレース」などで、出費を迫られる可能性があります。オン資の設定なども構築しなおす必要もあるでしょうから、その費用が発生するかもしれません。操作が多少変わるかもしれず、その為のレクチャー費用が発生する可能性も無いとはいえません。

オン資とWebORCAとの連携について

ロードマップや、関係者からの話によりますと、2023年3月を目標にWebORCAを開発しているという事です。(追記:4月時点で正式リリースされております)OSの変更や、ソフトウエアの変更などに伴いまして「オン資との連携」も変わってくる可能性があります。今のところ、Windows11Proとの連携が、あまりうまくいっていない状況なのですが、OSが変更になるという事で、現在は調査を中止しています。新しいORCAが出ても、安定するのに一ヶ月以上を要することが多いので、当面はレセコンとの連携については、これ以上の深掘りは止めておこうと思っております。実際に運用が出来るようになってから、またご報告をしたいと思います。

追記:5月時点で、ORCA側の設定を調整しないまま、Windows11を使った予備のオン資端末に接続することが出来るようになりました。次の記事で、フォローしてあります。